長年使っていて、動作がもっさりしてきたPC。
ある日、Windowsアップデート後に以下のような通知が表示されました。

よく分からないまま通知に従って再起動すると、黒い画面に白い文字で「Fixing (C:) Stage……」という表示が出ました。
どうやら「チェックディスク(CHKDSK)」という作業が始まったようです。
今回はその内容と、実際に行った対応について記録しておきます。
チェックディスクでデータが消える?ドライブが壊れる?
チェックディスク(CHKDSK)は、ディスクにあるエラーを検出・修復するツールです。
ただし実行方法によっては、データが失われるリスクやドライブに負担がかかる可能性があるようです。
- ファイルシステム修復の過程でデータが上書きされるため、ファイルおよびそのデータが失われることがあります。
- ディスクへの負荷が高く物理的な問題がある場合、状態が悪化する可能性があります。
Windows Server: Check Diskの実施方法 | Dell 日本 https://www.dell.com/support/kbdoc/ja-jp/000219461/windows-server-check-disk%E3%81%AE%E5%AE%9F%E6%96%BD%E6%96%B9%E6%B3%95 (参照:2024-12-29)
データ復旧業者の多くも「チェックディスクはやめてほしい」と記載しています。
重要なデータが保存されているPCの場合は、チェックディスクを実行せず、業者に相談するのが安全です。
業者に頼まないとしても、チェックディスクを実行する前にバックアップを取るのがよさそうです。実行後にデータが壊れたり、起動できなくなるリスクもあるようです。
CHKDSK /f と /r はとりあえず /f でよさそう
チェックディスクにはオプションがあり、よく使われるのが /f と /r。
/f:ファイルシステムのエラーを修復
/r:エラーの修復に加えて、不良セクタをスキャンして読み取り可能な情報を回復しようとする
ただし /r は処理に非常に時間がかかり、ディスクへの負荷も大きいため、初心者や通常のエラー修復では /f で十分なことが多いようです。
参考
「chkdsk」と修復オプション – PCと解 https://pctrouble.net/running/chkdsk.html (参照:2024-12-29)
rはヤバいですがfならたぶん大丈夫 | にわかSEは大忙し!(情報政策室ブログ) https://www.town.yakumo.lg.jp/blog/information/index.php/2023/10/19/4926/ (参照:2024-12-29)
chkdsk Fixing(C:) 5つのstage終了に6日間かかった話~不調のHDD(1TB) https://take26.com/hdd_1tb_chkdsk_for_one_week (参照:2024-12-29)
CHKDSK /f を繰り返して改善することもある
「CHKDSKを何度か繰り返す必要がある」という情報を見つけました。
終了後に確認すべきメッセージ:
「Windows has scanned the file system and found no problems.」
→ 問題なし
「Windows has made corrections to the file system.」
→ 問題が見つかり、修復された状態。何度か繰り返す必要があるかもしれない
② Windowsで始まる文章の確認
… and found no problems (問題なし) の表記はありますか。
Windows has scanned the file system and found no problems.
または
Windows has checked the file system and found no problems.
この文章がある事を確認します。
Windows has made corrections to the file system.
という表記があるときは、この表記がなくなるまで、何度かチェックディスクが必要です。
ライフボート チェックディスクの実行方法(Windows10) https://www.lifeboat.jp/support/db/013170801002.html (参照:2024-12-29)
実際にやってみた:4回で「問題なし」に
私の場合は、警告の意味もよく分からないまま再起動し、自動でCHKDSKが走りました。
その後、イベントビューアーで結果を確認すると「238カ所の不具合」が修正されたという表示が。

238カ所の不具合。Windows has made corrections to the file system.
上記でも引用したサイト(https://www.lifeboat.jp/support/db/013170801002.html)を参考にして、チェックディスクの結果を確認
その後、以下のように 合計4回 実行したところで「問題なし」になりました
1回目 43.17分 未使用インデックス238 不良セクタ568KB(Windowsの通知から実行)
2回目 46.69分 未使用インデックス25 不良セクタ572KB(コマンドプロンプトから実行)
3回目 45.47分 未使用インデックス10 不良セクタ572KB(コマンドプロンプトから実行)
4回目 45.45分 未使用インデックス7 不良セクタ572KB(コマンドプロンプトから実行)

動作も少し軽くなりましたが、まれに数分フリーズします。そろそろPCが寿命なのでしょう。データを整理しつつ、買い替えを検討します。
まとめ
- 再起動してドライブ エラーを修復 は、実質 CHKDSK C: /f が行われる通知
- 複数回くり返すことで効果が出ることもある
- ただし、データ損失やドライブ破損のリスクもあるため、バックアップは必須
- 不安な場合は専門業者に相談を
- 古いPCで調子が悪いと感じたら、買い替えの検討も視野に入れる

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